
地球の神秘に感動しながら、自然に“優しい”アクティビティを楽しみましょう。海洋生物たちの保護区域は、子供でも安心して観察できる自然水族館。この世界最大のラグーンは、自然の遊園地でもあります。貴重な自然遺産を壊さないように配慮しながら、地球の神秘を肌で実感できるバカンスを楽しみたいものです。
伝統的帆掛け舟ピローグは、もっともエコロジカルな移動手段といえるでしょう。ピローグに乗り込んで、風と海を感じる湾内遊覧ツアーが、イル・デ・パンで行われています。数千年前から存在するといわれるピローグは、風というエコな動力を使ってエメラルド・ブルー色の海の上を滑るように進んでいきます。頭上をかすめる海鳥の声のほかは、まったくの静寂が支配する天然100%、自然の世界。地球の呼吸音がきこえてくるようです。
シュノーケリングは海の中を観察するのに絶好のアクティビティです。足ひれと水中メガネがあれば、海の自然のまっただなか。色とりどりの魚たちが警戒心もなく目の前を泳いでいきます。家族で楽しめば、子供たちにとっては、貴重な自然学習にもなるでしょう。
ただし、サンゴには触れないように気をつけて。見た目はきれいでも、刺胞動物なので、すり傷はひりひり痛みます。また、サンゴはゆっくり年月をかけて成長します。破壊されたしまったサンゴは、もとにもどるまで長大な時間がかかります。
純白のビーチが広がる無人島をあっちへ、こっちへ。イル・デ・パンなど、離島に宿泊している間に、一度は楽しみたいアイランド・ホッピング。さらに沖合いの無人島へと移動することができます。そこでは、キャンプや焚火が制限されていて、生物の捕獲や島の景観を変える一切の行為が禁止されています。だからこそ、無垢の自然が保たれた状態での観光も可能なのです。透明度の高い海を目の前にして、誰もが飛び込みくなるでしょう。パウダーサンドの心地よさは、素足で歩くとまさに感動的です。
水中メガネで海をのぞくだけでも楽しいニューカレドニア。スクーバーで海中世界を探検すれば、さらに神秘的な世界に包み込まれるでしょう。舞うように泳ぐマンタの群れ、不思議な形のサンゴや目にも鮮やかな色彩の魚たち、そして透明なブルーに垂直に差し込む光の筋・・・。次々と眼前に広がる海中世界は、人を感動させずにはおかないほどシュールな美しさを湛えています。ニューカレドニアのラグーンでは、ボートダイビングが普通。機材はレンタル可能で、ライセンスがあればダイナミックなスクーバーダイビングを楽しめます。
毎年8月前後に回遊してくるザトウクジラを観察するホエールウォッチングは、最近人気のアクティビティ。ヌメアから本島南部のプロニー湾へと移動し、ボートの上からクジラのジャンプや潮吹きなどを観察します。イルカは1年中いますが、クジラは7月中旬から9月上旬までの季節限定。ランチつき日帰りツアーが現地で行なわれています。
このほか、自由自在に広い海を航海するヨットクルージング、そして、鳥の目になってラグーンを見下ろせるヘリコプター遊覧など、ニューカレドニアのラグーンは視線の位置によって、さまざまにその表情を変えます。アクティビティを通じて、世界遺産のラグーンの素晴らしさを実感してください
楽しい時間を過ごしている間も、強い日差しのもとで日焼けは思ったよりもすすみます。くれぐれも、日焼けのしすぎには注意しましょう。帽子をかぶったり、水分を常に補給するなどの注意も怠らないように。
充実した1日を過ごした後は、もちろんおいしい料理が待っています。満点の星空の下、イセエビなど新鮮なシーフードをほおばれば、至福の時間が流れに感動はさらに高まるでしょう。






















