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ユネスコ世界遺産

2008年7月、ケベックで開催されたユネスコ世界遺産委員会で、ニューカレドニアのラグーンが世界自然遺産に認定されました。

世界的にも類をみないサンゴ礁

ニューカレドニアのバリアリーフは1,600キロの長さを持ち、オーストラリアのグレートバリアリーフに次ぐ規模を持っています。このバリアリーフが輪のようになって取り囲んでいるラグーン(礁湖)は、面積にして約23,400km2。ニューカレドニアのラグーンは、世界に類を見ない美しさを持ち、すでに化石化した古代のサンゴ礁から、現在も成長を続ける造礁サンゴまで、様々な年代のサンゴ礁の積み重なりによって成り立ち、オセアニアの自然の歴史を知る上で多くの貴重な情報をもたらしてくれます。このような点が評価されて、2008年にユネスコが認定する世界遺産に登録にされました。

登録された6つのラグーン

今回の世界遺産登録の対象地域(総面積はおよそ15,000平方キロメートル)は、6つのニューカレドニア周辺海域です。

  1. ウオン島、シュルプリーズ島を含むアントルカストー地域のサンゴ礁(本島から300キロ北)
  2. ベレップ諸島などグランドテール島北部周辺のサンゴ礁
  3. グランドテール島北東海岸周辺のサンゴ礁(ポワンディミエ、ヤンゲン周辺海域を含む)
  4. ウベア&ボートン・ボープレ周辺のサンゴ礁
  5. グランドテール島西海岸のサンゴ礁(ブーライユ周辺の海域)
  6. グランドテール島南端周辺のサンゴ礁(イル・デ・パン周辺の海域)

ユネスコ世界遺産登録までの経緯

1999年 民間団体「コーライユ・ヴィヴァンCorail Vivant」が、世界遺産登録を目指して、準備を開始。
2001年 最初の申請書類を提出。この時点では書類不備と判断される。
2003年 ジャック・シラク元大統領がニューカレドニアを訪問。ユネスコ世界遺産登録へ向けて働きかけを約束する。
2005年6月 申請書類作成のための作業が着手される。登録地を選定のために、フランスから調査団がニューカレドニアを訪問、現地調査を行なう。
2007年1月 フランス政府とニューカレドニアによって作成された登録申請書類がユネスコに提出される。。
2007年11月 IUCN(国際自然保護連合)がニューカレドニアで調査を行なう。
2008年7月 カナダのケベックで、ユネスコ世界遺産委員会が開催され、ニューカレドニアを世界自然遺産リストに加えることが決定される。
世界自然登録された理由:
「ニューカレドニアのラグーンは、世界に類を見ない美しさを持ち、すでに化石化した古代のサンゴ礁から、現在も成長を続ける造礁サンゴまで、様々な年代のサンゴ礁の積み重なりによって成り立ち、オセアニアの自然の歴史を知る上で多くの貴重な情報をもたらしてくれる。」(ユネスコ世界遺産委員会コミュニケ)

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