ニューカレドニアを囲んでいるバリアリーフは全長1,600km、面積にして2万4000km2という世界最大のラグーンを形成しています。そこには2万2000種類の生物が生息し、海洋生物の楽園を築いています。バリアリーフの恩恵を受けているのは魚たちだけではありません。グランドテール島(本島)や他の離島もサンゴでできた硬いリーフでしっかりとガードされているので、岸辺に打ち寄せる波はいつも穏やかで、ここの住民は南太平洋の荒さから守られています。

本島であるグランドテール島は全長約400km、幅約50kmとフランスパンのように細長い形をしています。面積は1万6920km2と、南太平洋ではニュージーランド、パプアニューギニアに次いで3番目に大きな島です。他の離島の面積をすべて合計するとニューカレドニアは日本の四国とほぼ同じ大きさ。海に囲まれた島のイメージが強いですが、ここには固有種が豊富なジュラシックの森もあり大陸的な山の経験もできます。
離島イル・デ・パンのクトビーチやウベアのムリで、エメラルドグリーンの海を前に、純白のパウダーサンドを太陽にかざし、手の平から落とすと、光に映えた透明の砂に時がたつのも忘れます。白砂はかつてのサンゴだったという説があります。まさに海からの贈りものです。
一方、グランドテール島ではビーチ以外の場所で赤土が目立ちますが、じつはこの下にも天からの贈りもの、ニッケルやクローム、鉄などの地下資源が豊富に眠っているのです。






